ゲーム業界で働く場合、エンジニアならプログラミングスキルさえ持っていれば十分だと考えていませんか。確かにエンジニアという肩書である以上、プログラミングスキルは欠かせないものです。しかしプログラミングスキルが高いだけだと、ゲーム業界で活躍するのが難しい可能性もあるので注意しましょう。
実際に、ゲーム業界で働く場合に注意が必要なポイントの1つが、チームで仕事をする場合が多いという点です。エンジニアだけで働くのではなく、プログラマーやサウンドクリエイター、デザイナーなどがチームとなって全体で1つのゲームを作っていきます。そのためエンジニアがプログラミングだけやっているだけだと、チームとして機能しなくなるリスクがあるので注意が必要です。チームが円滑に1つのゲームを作るためには、エンジニアにもコミュニケーションスキルが求められます。ほかの職種の人とコミュニケーションを取って連携することで、一丸となってより良いゲームを作っていくことが可能です。
またチームメンバーと連携するために必要な能力が、自分の仕事を説明する力です。エンジニア同士で通じるプログラミングの話は、ほかの職種の方には難しくて伝わらない可能性もあります。自分がやっている内容をわかりやすく説明する力も、ゲーム業界のエンジニアに求められるスキルです。1人で仕事をするわけではないという点を理解し、チームと連携しながら仕事を進めることが大切という点を忘れないようにしましょう。